kazeno-oto’s blog

風の音を聞きながら日々感じるままに

心に残る言葉

篠田桃紅
「具象というのはかたちが決まっているから観ても想像力をかき立てられると言うことは無い。
具象は観て分かる。理解するものだからです。抽象というものは理解するものでは無く
感じるもの、だから千人いれば千人感じるものが違う。
感覚というのは言葉になりにくい、はっきりしない。そうした感覚を表現しうるのが抽象で
言葉などに置き換えられないものが抽象という芸術です。抽象は無限の想像力を誘い出す
一つの道筋であると思う。」
「絵というのは気持ちが引き入れられないと意味が無い。何かに触れたような気がする。
日常に無い別の次元に浸ることが出来る。そういったことで精神生活の豊かさが増したり
深まったりする。それがアートの持つ力だと思う。」
「心をかたちにする」