kazeno-oto’s blog

風の音を聞きながら日々感じるままに

心に残る言葉

徒然草93段
「されば人、死を憎まば生を愛すべし、存命の喜び、日々たのしまざらんや」
幸福とは「俺は今生きてここにこうしている」それを自覚すること以外にない・
自分が生きて「今ここに」存る。そこにある深い安息・喜び充実こそが幸福というものに他ならない。

徒然草108段
「道人は遠く明を惜しむべからず、ただ今の一念、虚しく過ぐる事を惜しむべし」
現在与えられた時間に対して自分が正しく忠実に生きているかを事故に問う時こそが肝要なのである。
現在の時間が虚しく過ぎる事が一番いけない。過ぎ去る時間を惜しむのが真に生きている人間の姿、生き様といえる。