kazeno-oto’s blog

風の音を聞きながら日々感じるままに

日々感じるままに

歌人・・會津八一歌人
葉鶏頭の朱・・・欄班蹌踉の擬態を愛する
”かまずか”の歌を16首詠まれた。ことなくかまずかを愛された人
「つくり こし この かたとせを かまずかの もえの すさみに われ おいにけれ」
葉鶏頭を作ってきた20年、燃えるような美しさに心を奪われ愛でている間に私は老いを迎えてしまったようだ。

*20年の歳月を使って見事な葉鶏頭を咲かせるようになったが、花の前で老いがちかずいたことにふと気づいた。(61歳の作)
*燃えるような葉の朱の色(紅色に染まる)
*物静かな中に燃えるような情熱を感じ、あの葉鶏頭の葉の燃えるような紅色が連想させられている。